南アフリカ代表を破った試合からの五郎丸歩選手の2年間の歩み

 

ラグビー日本代表が、ラグビーワールドカップ2015年大会で南アフリカ代表を破ってから、早2年がたとうとしています。スポーツ界全体を見渡してみても、今回の勝利は歴史的大金星でした。当然、日本のメディアでも勝利のことが大きく取り上げられたので、久しぶりに国内でもラグビーが注目されました。ラグビーファンにとっては、とっても嬉しいことですよね。

日本は予選プールで3勝をあげたのですが、ボーナス点の関係で、決勝トーナメントには進出できませんでした。決勝トーナメント進出が断たれた後の五郎丸選手のインタビューは、日本国民の胸を熱くしました。五郎丸選手の涙を覚えている方も多いのではないでしょうか。

大会後、五郎丸選手だけでなく、サモア戦でスピントライを決めた山田章仁選手、キャプテンのリーチマイケル選手、プロップの畠山健介選手、スクラムハーフの田中史朗選手などが連日メディアに出演していましたね。特に五郎丸選手は大ブレイクで、2年経った今でもたくさんのCMに出演しています。

※ちょっと話はそれますが、田中史朗選手の「あき」という漢字がわからなかったのでGoogleで検索してみました。検索上位を上から見てみると、1位がWikipediaで、2位がTwitterの#投稿で、3位が田中選手のtwitterアカウント、4位が田中選手の所属するパナソニックの選手紹介ページでした。ここまでは順当なんですけども、5位のサイトがいわゆるトレンドブログ的なサイト内で。記事も・・・でしたね。そもそも田中史朗選手の漢字が間違ってますし。書いてある内容も、ウィキペディアや選手紹介から抜粋したような内容で、オリジナルで書いたであろう部分も薄っぺらな内容でした。本当に有益な内容が検索の上位に来ていない今のGoogle検索って、ちょっと使えないですね。一昔前までは、自分で調べるクセがない人のことを「ググレカス」と言って批判していましたが、今は「ググってもカス」の情報が多く掲載されてしまっている状況なので、これはこれで困ったものですね。

話を戻して、五郎丸選手はワールドカップ後、オーストラリアのレッズに移籍し、スーパーラグビーに挑戦しました。残念ながらレッズでは思うような活躍は残せませんでした。しかも、日本のサンウルブズ戦では先発のチャンスに恵まれましたが、激しいタックル(ちょっとショルダーチャージ気味の危険なプレーでしたが)をした際に肩を負傷してしまいました。

そのケガの影響で2016年シーズンは終わってしまいましたが、つぎはフランスの強豪チームであるトゥーロンからオファーを受けて、闘いの場を世界最高峰リーグのひとつであるフランスTOP14に移しました。結論から言うと、スター軍団がひしめき合うトゥーロンでもワールドカップの時のような輝きを放つことはできませんでした。

ワールドカップから2年が過ぎようとしている今、五郎丸選手のことをCMではよく見かけますが。 試合での活躍はちっともニュースにならないよね。と思っている方も多いと思います。実際、海外のクラブで試合の出場機会に恵まれていなかったことも影響してか、日本代表からは遠ざかっています。6月のテストマッチ3連戦にも五郎丸選手の姿は見られませんでした。

そんな五郎丸歩選手ですが、2017年7月から古巣のヤマハジュビロに復帰することが正式に発表されました。早稲田大学とヤマハ時代に恩師であった清宮克幸監督とのタッグが復活します。ちなみに清宮監督は、高校野球のスラッガー早稲田実業の清宮くんのお父さんになります。

今シーズンの日本トップリーグは、3シーズンぶりに復帰した五郎丸歩選手、現日本代表選手、日本代表の強化のために位置づけられているサンウルブズでプレーした選手、2019年ワールドカップ時に日本代表資格を取得可能な選手たちのプレーに注目ですね。

 
ジャパンのレギュラー争いが激しくなればなるほど、ジャパンの実力もアップするということですからね。1999年ワールドカップ後では、チームの強化を優先して代表活動を辞退する選手が問題になっていたのが懐かしいですよね。
とにもかくにも、日本一のスター選手である五郎丸選手の復帰を起爆剤にして、もう一度、日本にラグビー熱を呼び起こし、充実した濃密な2年間になっていくことを願ってやみません。