ラグビー日本代表強化のために今こそ聖域なき構造改革を!

ぼくはラグマガや雑誌を読んでたり漫画を読んでたりするときも、ついついラグビー日本代表が強くなるためにはどうすればいいんだろうかを考えてしまっているんですけど、日本ラグビーの構造改革は、本当に緊急の課題だと思うんですよね。

大学ラグビーの構造改革案

ぼくが大学ラグビーを見始めた頃からずっと疑問に思ってるんですけど、疑問というか批判なんですけども、関東大学ラグビーの対抗戦とリーグ戦のことがまずは気になりますよね。対抗戦とリーグ戦の上位チームが大学日本一を決める大学選手権に進めるんですけど、対抗戦は2部まであって、リーグ戦は6部まであるんですが、どう考えてもおかしいと思いませんか?

「2部制と6部制って、違いすぎでしょ!」って思わず突っ込みたくなりますよね。でもこれが、ラグビー関係者は誰も突っ込まなくて、この制度のまま、ずるずると何十年も関東大学ラグビーは続いてるんですよね。そして未だに続いています。

ぼくは関東大学ラグビーの現在の構造は、とても異常だと思っていて、どう考えても対抗戦4部、リーグ戦4部にするのが普通ですよね。謎です。ぼくの持論ですけど、こんないびつな構造をいくつも抱えている日本のラグビーって、絶対に世界で勝てないと思うんですよね。嫌われ役をかって出たエディージョーンズ監督さんのエディージャパンは、2015年のワールドカップで結果を出しましたけど、過酷な合宿とトレーニングで培った筋肉貯金は、2017年のテストマッチシリーズ前に使い果たしてしまったようですし。

社会人ラグビーの構造改革案

ぼくはトップリーグが創設される前の社会人大会の構造にもすごく違和感をもっていて、なんで実力別のカテゴリーにしないんだろうと常々疑問に思っていました。まぁ企業スポーツということもあり、予算の関係で全国津々浦々に遠征することは難しかったかもしれませんが、人気チームが全国を回ればある程度は集客もできたと思うんですよね。

1993年にJリーグが誕生してサッカー人気に火がつき、サッカーはワールドカップにも出場するようになりました。また、イタリアのセリエAや、ドイツのブンデスリーガなど、海外のリーグに挑戦する日本人もとても増えました。テレビや雑誌でもJリーガーを目にする機会はとても増えたと思います。

Jリーグがこれだけ成功したのだから、ラグビーもすぐに真似するべきだったんですよね。しかし、ラグビーのトップリーグが誕生するのは10年後の2003年です。はっきり言って遅すぎます。きっとラグビー界には老害が多いんでしょうね。暴論ですけど。

高校ラグビーの構造改革案

だんだん勢いづいてきたのでもうちょっと書きますけど、僕は現在の花園のシステムについても、ちょっと異論があるんですよね。甲子園スタイルというか、ひとつの都道府県から1つの代表チームが出るという現行制度は、ちょっと無理があると思うんですよね。無理というか、どうして都道府県というカテゴリーにこだわる必要があるのか理解できないんですよね。全部解体して、実力別のカテゴリーでいいんじゃないかと思うんですよね。

なぜ、実力別にしたほうがいいのか。理由は2つあります。

  • ミスマッチの試合を減らすために。
  • ラグビー日本代表を強くするために。

ミスマッチの試合を減らすために。

高校生の全国大会、通称「花園」は、都道府県別のカテゴリーで予選が行われています。都道府県ごとに参加チーム数に多きな差があります。50チームほどが予選を戦う県もあれば、2チームの県もあります。差がありすぎると思いませんか?

ぼくは予選参加チーム数の差は、それほど問題だとは感じていなくて。ぼくが問題だと繰り返し指摘しているのは、「点差が開きすぎるミスマッチの試合数が多いこと」です。

シード校を設けるなどして対応している県もありますが、それでも100点以上の差がつく試合が多く行われています。強いものに挑戦する気持ちは否定しませんが。100点、150点も差がつく試合は果たして高校生のカテゴリーで経験させるべきことなのでしょうか?

ぼくは絶対に間違ってると思います。そんなミスマッチの経験はムダです。

高校生の子たちには、

なかのえいじ
ギリギリの紙一重の試合経験を積ませるべき!

というのが、ぼくの持論です。

なので、都道府県のカテゴリーを廃止して、ブロックごとのリーグ戦にすればいいと思います。高校スポーツの醍醐味である「1発勝負の儚さ」は消えてしまいますが、そんなものはただのノスタルジックな感情なので無視すればOKです。

南半球のSUPER RUGBYみたいにポイント制のリーグ戦方式で予選をして。ブロック予選を突破したチームたちが、ノックアウトのトーナメントを戦えばいいのではないでしょうか。

ぼくが文部科学大臣と日本ラグビー協会の会長を兼務したら、豪腕をふるって、バサッと構造改革をしちゃいますけどね。

ラグビー日本代表を強くするために。

どうしてぼくが、こんなにも熱心に構造改革を訴えるかというと。それは、ラグビー日本代表が強くなってほしいからなんですよね。もう、それに尽きます。まあ、「日本チーム」に勝利してもらいたいと言うと、何か自分の中で矛盾も感じるのですが。どんな矛盾かというと、

都道府県のカテゴリーを廃止するのなら、国や地域別のカテゴリーも廃止すべきではないのか!

という鋭いツッコミに対してですよね。

まあ、そのツッコミにたいしての回答は、

なかのえいじ
ごもっともです。

と答えざるを得ないですよね。

突き詰めて考えていくと、「世界クラブ選手権」が答えなような気がしますね。