プログラマの三大美徳をあなたはいくつ実践していますか?「小飼弾の仕組み進化論」

あなたは小飼弾@dankogaiをご存知だろうか。書評ブロガーとして、月間100万ページビューを誇る人気のブログの運営者だ。書評ブログといえば、元マイクロソフト社長の成毛眞さんが運営するHONZの方が有名かも知れないが。

小飼さんのことばは、一見とっつきにくい。なぜなら、小飼さんは博識すぎるから。あふれでる教養とうんちくと理屈が、ときに複雑すぎて読者を圧倒的彼方に追いやってしまうのだ。

ぼくも、著者の本やツイッターを読んでいると、しょっちゅう「???」が頭に浮かぶ。そう、彼の本は読者を選ぶのだ。でも安心して欲しい。小飼弾さんのツイッターは、大喜利的なコメントが多くて難解だが、本は流石に編集者のフィルターを通して濾過してあるので、それなりに読みやすくは翻訳されている。

では、本書の中身に触れていこう。初っ端から著者は「仕組み」を否定しています(爆)。

いや否定ではなく、仕組みの功罪について物申しているのである。とにかく理屈っぽいので奥様は大変であろう。ぼくも割りと理屈っぽいタチなので、著者の主張は小気味よかったりもするのだが。

結論

  • ムダを省く工夫を積み重ね、作り上げたマニュアルを共有せよ
  • 効率化して浮いた時間で仕事をしてはいけません。余った時間で好きなことをやってみよう
 

読書感想文

忙しい方は、結論だけを読んでくれればOKです。もうちょっと詳しく本書の中身について知りたい方は、続きを読んで下さい。

 

プログラマの三大美徳を実践せよ!

プログラマーの考え方や仕事術って、いいですね。無駄を省き、効率化を追求し、マニュアルを共有する。プログラマーの、怠慢で短気な仕事術は、たいへん参考になりますね。

プログラマーのもう一つの美徳は、傲慢。これは、

傲慢=プライド

っていう意味だと思います。仕事には100%のできってもんはなくて、常にメンテンナンスしたり、ブラッシュアップしたり、バージョンアップしたりすることが大切だと、著者は説いています。

ムダを省くっていうと、むずかしく感じる人もいるかもしれませんが、みんな気づかないところで、けっこうムダを省いていますよ。例えば、メールの署名とか。いちいち署名を、毎回手打ちしている人っていないですよね?

あとはメーリングリストの作成とか。毎回毎回、送信者を一人ずつ宛先欄にコピペしている人って少ないですよね。これもムダを省く効率化です。今だったら、LINEグループとか、みんな普通に使ってますよね。

こういう、ムダの削除をコツコツとやっていくことで、仕事の時間にゆとりができるよってことを、著者は教えてくれます。そして著者は、浮いた時間で仕事をして生産量を増やすのではなくて、「さらによりよい新しい仕組みをつくること」に時間を使うべきだと主張しています。

仕組みを作り、仕組みを見直し、仕組みを見直す仕組みを作り、…。

とにかく、レバレッジを効かせることが大事ってことですね。

Googleを超える「新20%ルール」とは?

あなたはGoogleの20%ルールをご存知だろうか?グーグルでは就業時間の20%は、好きなことをやってもいいというルールがあるのだ。

この20%ルールの仕組みがすごくて、あの超便利なGMailも20%ルールから誕生しているのだ。他にも、なにか有名なサービスがあるんだろうけど、、、知りたかったらググってね。

そんな大企業の20%ルールに、小飼弾氏は物申しているのである。20%では少なすぎるのだと。小飼弾は、20%なんてせこいこと言わないで、80%ぐらい好きなことをやっちゃえばいいんだよって主張しています。なるほどね。

でもね、でもね。世の中には、もっと上がいたね。120%、自分の好きなことだけやりゃあいいじゃんって、いっつも言ってる人が1人。しかも日本に。そう、元livedoor社長の堀江貴文@takapon_jp ‏さんだ。

というわけで、小飼弾さんの『仕組み進化論』2009年もいいけど、堀江貴文さんの『多動力』2017年もオススメだぞ。

宿題

  1. あなたの仕事にムダがないか探してみよう。ムダがあったら、ムダを減らす仕組みを作ろう。
  2. 作った仕組みは、マニュアル化して、共有しよう。「車輪の再発明」は厳禁だぞ!
  3. 仕組みを作って効率化に成功したら、就業時間の20%で、自分の好きなことをやってみよう。
  4. 次は、就業時間の80%で、自分の好きなことをやってみよう。
  5. 次は何をすればよいか分かるよね?そう、100%自分の好きなことだけをやればOKだ。Good Luck!